2023年06月30日

御前石道(ごぜんいしみち)

御前石道



「草鹿砥公宣というお公家さまが鳳来寺へお参りをする時」「本宮山へお参りする時」という書物に、
「山の頂上でお休みになって食事をした時、食卓代わりにした石が大きな石で、食事の接待をした人が徳定に住んでおった飯盛り行者という人で、御前の石と書く人と会席膳の御膳、御膳石と書く人とありますけども、それが御前石という石。」話があり、そこへ行く道を御前石道といいます。大きな山崩れがあり、今は御前石はありません。

なお、雁峰山へ登る道は3本あります。
・竹生神社の西を上がる御前石道
・白滝へ登っていく白滝道
・徳定と片山の境を登る長坂道
 
領主からのお触れ書が出て道造りを春、夏、秋の3回やれ。ということで、
白滝道は徳定と杉山
御前石道は、徳定、山村、今出平、杉山、石田、あいのまちと橋向
長坂道は、徳定、杉山、石田、新城
と、いうようなお触れが出て毎年3回道造りをやっていたようです。


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Posted by ちさと郷土研究会 at 08:13│Comments(0)遺跡
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